国防・安保

日本の技術が助けた北の核・ミサイル

☆世界を騒がせる北朝鮮の核とミサイル 災害は忘れた頃にやって来るというのは、科学者の寺田寅彦が残した有名な言葉である。 しかし、これは災害とは違うが(同じようなものだが)、北朝鮮の核とミサイルは、忘れ た頃にやって来る。多分、世界から忘れ去ら…

不毛の「武器輸出三原則」に訣別せよ 〜南スーダンPKOへの銃弾提供は当然

国連南スーダン派遣団(UNMISS)に参加している韓国軍に対し、政府は12月23日、陸上自衛隊の小銃弾1万発を提供した。国連平和維持活動(PKO)協力法に基づき、国連を通じて行ったもので、「緊急の必要性・人道性が極めて高い」として武器輸出三原…

次なる課題であるスパイ防止法を目指そう。

特定秘密保護法案が臨時国会最終日の12月6日深夜に可決、成立した。 野党・一部マスコミは「審議打ち切りは民主主義の破壊」「強行採決」と叫んでいるが、冗談ではない。最初から成立させる気がなく、同じ内容の質問を繰り返し、旧社会党を思わせる「反対の…

「石破さん、よく言ってくれた」

自民党の石破茂幹事長が特定秘密保護法案に反対する「市民団体」の街頭デモに対して「テロ呼ばわり」したとしてマスコミや野党が騒ぎ立てている。国会周辺で行われている、このデモに遭遇した人なら、「石破さん、よく言ってくれた」と内心思っているはずだ…

秘密保護の服務規則では限界に,スパイ罪を設けることが最重要!

現在、特定秘密保護法案が論議されていますが、 これまでわが国の機密保護に関連する法律としては、①日米相互防衛援助協定(MSA協定)に伴う機密保護法 ②日米安保条約の地位協定に伴う刑事特別法(第6条) ③自衛隊法(第59条) ④国家公務員法(第100…

特定秘密保護法案が衆議院を通過し参議院へ

特定秘密保護法案が衆議院を通過し参議院に送付され、今週から審議が始まる。 論点は出尽くしている。 修正する必要もない。国家安全保障会議(NSC)設置法が成立し12月6日に立ち上がる。 秘密保護法がなければ同盟国は漏洩を恐れて情報を渡さない。 …

■安倍首相の意義深い「戦略外交」

ロシアと中東で安全保障対話を立ち上げ安倍首相はロシアと中東訪問を続けている。その中で注目されるのは、いずれの国でも両国の外交・安保両省幹部による安全保障対話の新設を取り決めたことだ。従来の日本外交は戦略的な視点に欠落し“友好外交”に終始して…

北朝鮮ミサイル発射予告への対応

■北朝鮮の「衛星打ち上げ」と称するミサイル発射に対応するため、万全の防衛態勢を構築する必要がある。ミサイル防衛(MD)システムの拡充、集団的自衛権行使の決断、専守防衛を放棄し敵基地攻撃能力を保持する積極的防衛戦略に転換すべきだ 【ポイント】 …

米国・新国防戦略と日本の使命

日本は「ジョイント・エア・シー・バトル」(空海統合戦略)に呼応し、海上・航空戦力を増強し海洋国家としての責任を果たせ●日本は「ジョイント・エア・シー・バトル」(空海統合戦略)に呼応し、海上・航空戦力を増強し海洋国家としての責任を果たせオバマ…